2007年 12月 15日
激ヤバです! |
本来、ルアーは水面に叩きつけてはいけないものです。
クランクベイトに絡んだウィードは手で丁寧に外していただきたいものです。
ルアーを水面に叩きつけたときの衝撃はかなり激しく、確実にルアーの寿命を縮めます。
でも、キャストで届く範囲で突然ボイルが起きたら、その時運悪くクランクベイトにウィードが絡んでいたら・・・・・あなたならどうしますか?
今やっているフラットサイドクランクは予定どおりの仕上がりで、商品化に向けて量産への準備をしようとしているところでした。
しかし、思わぬところに落とし穴がありました。
水面に叩きつけると割れてしまうのです。大ショックでした!
割れるのは、リップの溝の部分です。
そこでボディーの強度を上げる為に、
原料を調整しました。
コアの部分の厚みをUPさせました。
エイトピンから貫通ワイヤーに変更してみました。
その他いろんなことを試しては近所の川へ行って、サンプルを水面に叩きつけてみました。
3日ほど前からこれにハマり、朝から深夜遅くまでサンプルを作っては破壊の繰り返しです。
昨日ブログの更新ができなかったのもこの作業と、精神的なショックでかなりブルーになっていたからです。
良かったことと言えば、夜遅くに外出したことで、流星群が観れたことぐらいでしょうか。
初めは水面に叩きつけると2~3回で壊れたものが、徐々に強度UPして30回まで耐えられるようになってきました。
そこで疑問に思い始めたのが、果たして他のメーカーのクランクベイトはどのくらいの強度があるのかということです。
試したところ、プラスチック製の場合、壊れないものは壊れないです。塗装はかなり痛みますけど。
ただし、径の大きなタングステンウエイトが固定されていないものやリップとボディーのつなぎ目が細いダイビングモデルはかなり危険です。
問題は、ウッドや硬質発泡ウレタン製のクランクです。
激ヤバですから絶対に水面に叩きつけてはいけないと、改めて思いました。
同時に、今のサンプルで30回耐えるのなら十分かな?これ以上の強度UPは無理?と弱気な考えもよぎりました。
ちなみに、どのメーカーが強いとか弱いとかの話はできませんし、メールでの問い合わせにもお答えできません。
他メーカーの話はノーコメントにさせてください。
内容が危険過ぎます!
作る度にルアーを壊している、というかテストでは壊れるまで水面に叩きつけているのです。
始めのうちは壊れることがかなりショックだったのですが、ルアーを壊していると自分の方まで壊れてしまうようです。
ショックが薄らいでいくのがわかります。ルアーが壊れることが当たり前のような感覚で、壊して作りがエンドレスのようになってきました。
そこでふと気付いたのが「基盤リップは丈夫だな~」ということです。
ボディーが割れても基盤リップが折れることは一度もありませんでした。
・・・・!!!
強度UPの鍵は身近なところにありました。
コアを基盤で補強すれば!
できあがったサンプルを持って水面に叩きつけてみます。
1回、2回、3回、・・・・・・・・・・・
100回以上水面に叩きつけてみましたが割れることはありませんでした。
ただし、フックが当たるので塗装はボロボロになりそうです。これはプラスチックのルアーでも一緒ですけど。
今は強度が確保できて嬉しいというよりも、3日間の苦労から解放された安堵感の方がおおきいです。
今回は心身共に疲れました。

ごめんね!
強度UPのために犠牲になったルアー達。
クランクベイトに絡んだウィードは手で丁寧に外していただきたいものです。
ルアーを水面に叩きつけたときの衝撃はかなり激しく、確実にルアーの寿命を縮めます。
でも、キャストで届く範囲で突然ボイルが起きたら、その時運悪くクランクベイトにウィードが絡んでいたら・・・・・あなたならどうしますか?
今やっているフラットサイドクランクは予定どおりの仕上がりで、商品化に向けて量産への準備をしようとしているところでした。
しかし、思わぬところに落とし穴がありました。
水面に叩きつけると割れてしまうのです。大ショックでした!
割れるのは、リップの溝の部分です。
そこでボディーの強度を上げる為に、
原料を調整しました。
コアの部分の厚みをUPさせました。
エイトピンから貫通ワイヤーに変更してみました。
その他いろんなことを試しては近所の川へ行って、サンプルを水面に叩きつけてみました。
3日ほど前からこれにハマり、朝から深夜遅くまでサンプルを作っては破壊の繰り返しです。
昨日ブログの更新ができなかったのもこの作業と、精神的なショックでかなりブルーになっていたからです。
良かったことと言えば、夜遅くに外出したことで、流星群が観れたことぐらいでしょうか。
初めは水面に叩きつけると2~3回で壊れたものが、徐々に強度UPして30回まで耐えられるようになってきました。
そこで疑問に思い始めたのが、果たして他のメーカーのクランクベイトはどのくらいの強度があるのかということです。
試したところ、プラスチック製の場合、壊れないものは壊れないです。塗装はかなり痛みますけど。
ただし、径の大きなタングステンウエイトが固定されていないものやリップとボディーのつなぎ目が細いダイビングモデルはかなり危険です。
問題は、ウッドや硬質発泡ウレタン製のクランクです。
激ヤバですから絶対に水面に叩きつけてはいけないと、改めて思いました。
同時に、今のサンプルで30回耐えるのなら十分かな?これ以上の強度UPは無理?と弱気な考えもよぎりました。
ちなみに、どのメーカーが強いとか弱いとかの話はできませんし、メールでの問い合わせにもお答えできません。
他メーカーの話はノーコメントにさせてください。
内容が危険過ぎます!
作る度にルアーを壊している、というかテストでは壊れるまで水面に叩きつけているのです。
始めのうちは壊れることがかなりショックだったのですが、ルアーを壊していると自分の方まで壊れてしまうようです。
ショックが薄らいでいくのがわかります。ルアーが壊れることが当たり前のような感覚で、壊して作りがエンドレスのようになってきました。
そこでふと気付いたのが「基盤リップは丈夫だな~」ということです。
ボディーが割れても基盤リップが折れることは一度もありませんでした。
・・・・!!!
強度UPの鍵は身近なところにありました。
コアを基盤で補強すれば!
できあがったサンプルを持って水面に叩きつけてみます。
1回、2回、3回、・・・・・・・・・・・
100回以上水面に叩きつけてみましたが割れることはありませんでした。
ただし、フックが当たるので塗装はボロボロになりそうです。これはプラスチックのルアーでも一緒ですけど。
今は強度が確保できて嬉しいというよりも、3日間の苦労から解放された安堵感の方がおおきいです。
今回は心身共に疲れました。

ごめんね!
強度UPのために犠牲になったルアー達。
by th-tackle
| 2007-12-15 22:43
| 開発