2006年 03月 23日
サイレント |
プラスチックのクランクベイトはラトル仕様が主流ですが、最近はサイレント仕様も増えてきました。T.H.クランクもサイレント仕様になっています。
プラスッチックのクランクにサイレント仕様が少ないという理由の一つに、作ることが大変ということがあります。
理論上はウエイトルームの遊びをゼロにして、内蔵ウエイトが動かないようにすれば、サイレント仕様になります。しかし、実際は左右に0.1mmでもウェイトが動けば音が出ます。
ルアーは左右のボディーを張り合わせて作るので、片側0.05mmの誤差があれば、音が出てしまうということです。逆に、遊びがマイナスの場合、ボディーを張り合わせることができなくなってしまいます。
対応としては、専用の異形ウエイトを使う方法があります。球状のウエイトに比べて左右に振れにくくなります。この場合、ウエイト用の金型が必要になります。環境や、精度を考慮すると、鉛よりも樹脂タングステンのウエイトを使用したいところです。
球状のウエイトを使う場合は、金型の精度を上げたり、クッション材を挟み込んだりなど工夫が必要です。
いずれにしても、ラトル仕様より気を使います。

T.H.クランクは球状のウエイトを固定しています。
プラスッチックのクランクにサイレント仕様が少ないという理由の一つに、作ることが大変ということがあります。
理論上はウエイトルームの遊びをゼロにして、内蔵ウエイトが動かないようにすれば、サイレント仕様になります。しかし、実際は左右に0.1mmでもウェイトが動けば音が出ます。
ルアーは左右のボディーを張り合わせて作るので、片側0.05mmの誤差があれば、音が出てしまうということです。逆に、遊びがマイナスの場合、ボディーを張り合わせることができなくなってしまいます。
対応としては、専用の異形ウエイトを使う方法があります。球状のウエイトに比べて左右に振れにくくなります。この場合、ウエイト用の金型が必要になります。環境や、精度を考慮すると、鉛よりも樹脂タングステンのウエイトを使用したいところです。
球状のウエイトを使う場合は、金型の精度を上げたり、クッション材を挟み込んだりなど工夫が必要です。
いずれにしても、ラトル仕様より気を使います。

T.H.クランクは球状のウエイトを固定しています。
by th-tackle
| 2006-03-23 22:05
| ルアー