2006年 02月 06日
サンプル作り |
写真はルアーの内側を削っているところです。
外形は機械で削りだしているのですが、内側は手作業になります。内側も、機械で削れないことはないのですが、通常の刃物では太すぎて削れない部分が多く、設定も大変です。結局、手で削った方が早いのです。
しかし、実際に削ってみると、ウエイトルームやダルマピン周辺の肉が残りやすく、壁の肉厚を一定に保つのも難しい作業です。
金型で成形されるものと同じようなバランスに削るのは厳密には無理なので、実際にはすこしずつごまかしながら(調整して)サンプルを作っています。
出来上がった成形品がイメージ通りのアクションをするかどうかはサンプルの精度に掛かっています。
by th-tackle
| 2006-02-06 23:46
| ルアー