2005年 11月 20日
サンプルの作り方 |
昨日はK-1を見ながら寝てしまい、更新できませんでした。ごめんなさい。
日曜の今日は工場(?)が休みなので製造作業がありません。じっくりとサンプル作りができます。新しいルアーを作るのが趣味と思えば今日はいい休日です。
とは思ったものの、実はどこへも行けない負け惜しみかもしれません。
ということで、今回はT.H.クランクのサンプルを作りながら作り方を紹介します。
ローランドのMD-Xという機械でボディー作りをしています。機械を使うメリットは再現性があるということです。機械を使わなくてもボディー作りはできるのですが、手で削ると同じものを作ろうとしても微妙に違いが出てしまいます。
ボディーを半身ずつ削ります。写真はベースから剥がして合わせた状態です。
最初にエイト環を入れるスペースを削ります。フックアイはエイト環を90度ひねっています。こうするとボディーを削るのが楽になるのと、エイト環周りの肉厚を薄く加工することができます。
次に空気室を削ります。リューターが必要です。他に、肉厚を図るゲージがあると便利です。
製品に使う素材より、サンプルの素材は軽いので1.2mmと肉を厚めに削りました。
MEKという溶剤をつけて張り合わせ、クリップで固定します。乾燥後、フックアイ周辺に瞬間接着材をたらし、防水処理します。
フックをつけてスイムテストです。背中の赤い線はローリングアクションの程度を見るためです。
ここまで見て「おやっ?」と気づいた人は鋭いです。
ルアーのウエイトが出てきていません。実はこのクランクはウエイト無しでもしっかり泳ぐようにしてあります。この状態でスイムテストを行い、予定の位置にアクションの軸が来るのを確認してから、その位置に後からウエイトを入れるのです。
T.H.クランク独特の動き出しがよく.、スローリトリーブでも切れの良いアクションを生み出すための手法です。
日曜の今日は工場(?)が休みなので製造作業がありません。じっくりとサンプル作りができます。新しいルアーを作るのが趣味と思えば今日はいい休日です。
とは思ったものの、実はどこへも行けない負け惜しみかもしれません。
ということで、今回はT.H.クランクのサンプルを作りながら作り方を紹介します。
ローランドのMD-Xという機械でボディー作りをしています。機械を使うメリットは再現性があるということです。機械を使わなくてもボディー作りはできるのですが、手で削ると同じものを作ろうとしても微妙に違いが出てしまいます。
ボディーを半身ずつ削ります。写真はベースから剥がして合わせた状態です。
最初にエイト環を入れるスペースを削ります。フックアイはエイト環を90度ひねっています。こうするとボディーを削るのが楽になるのと、エイト環周りの肉厚を薄く加工することができます。
次に空気室を削ります。リューターが必要です。他に、肉厚を図るゲージがあると便利です。
製品に使う素材より、サンプルの素材は軽いので1.2mmと肉を厚めに削りました。
MEKという溶剤をつけて張り合わせ、クリップで固定します。乾燥後、フックアイ周辺に瞬間接着材をたらし、防水処理します。
フックをつけてスイムテストです。背中の赤い線はローリングアクションの程度を見るためです。
ここまで見て「おやっ?」と気づいた人は鋭いです。
ルアーのウエイトが出てきていません。実はこのクランクはウエイト無しでもしっかり泳ぐようにしてあります。この状態でスイムテストを行い、予定の位置にアクションの軸が来るのを確認してから、その位置に後からウエイトを入れるのです。
T.H.クランク独特の動き出しがよく.、スローリトリーブでも切れの良いアクションを生み出すための手法です。
by th-tackle
| 2005-11-20 14:40
| お仕事