2005年 11月 07日
浮力 |
クランクベイトの性能について語るとき「浮力の強さ」が話題になることがあります。では、浮力が強いものと、弱いもの、どちらのクランクが優れているだろうか。浮力が強いものはキビキビした動きや根掛かりしにくいという特徴があります。欠点はキャスタビリティーに欠けることです。浮力の弱いものはその逆になります。
ここまでは一般によく言われていることです。マニアックな人ほどキャストのテクニックさえあれば高浮力クランクが良いと考えられているようです。
では、浮力が強ければ強いほど良いクランクかと聞かれれば答えは「NO」です。クランクの浮力別サンプルを何度もテストした結果から言えるのですが、クランクごとの適正浮力が存在するのです。
たとえばミディアムリトリーブで1M潜るクランクを比べると、スローリトリーブにしたとき同じ水深をキープできるのは浮力の弱いタイプで、強いものは浮力に負けてレンジが浅くなってしまいます。プロダクティブなゾーンをゆっくり丁寧に探りたい場合、レンジキープ力に優れたクランクが有利なのは言うまでもありません。
ベストな浮力とはキビキビした動き、根掛かりしにくさ、キャスト性能、そしてレンジキープ力を考慮して設定する必要があります。同じボディーでもリップの大きさ(パワー)で必要な浮力も変わってきます。開発中のT.H.クランクは突き詰めるとサンプルがたくさんできてしまいます。
by th-tackle
| 2005-11-07 22:41
| ルアー

