2023年 11月 25日
タケホバリンを200%楽しむ方法 |

基本的な使い方はただ巻きです。
ただ、最近の急激な冷え込みの影響か、大回転系の強アピールを嫌がる魚が増えてくるタイミングでもあります。
そんなこれからのシーズンにも対応するお勧めの使い方をご紹介します。
これを知っておけばタケホバリンを2倍楽しめます!!!
難しいテクニックは必要ありません。
タイイングアイのヒートンを2回転緩めてください。
プロペラの固定が外れることで、プロペラのみを回転させることができます。
ホバリンブライス的なシンキングスイッシャーに近いアピールに変わります。
2枚重ねのプロペラは回転時には十字に広がるようにしてあるりますので、プロペラの重なり具合は気にしなくても大丈夫です。
タケホバリンには通常のシンキングスイッシャーと異なる特徴があります。
プロペラがハイレスポンスで回り続けることです。
通常のシンキングスイッシャーではキャスト後のファーストフォールでしっかりとプロペラを回すことができませんが、タケホバリンは着水後のフリーフォールからプロペラを回転させてゆっくりとフォールしていきます。
シンキングスイッシャーのバイトが出るタイミングはリトリーブを開始した直後よりもある程度引いてきてからの方が多いものです。
逆に言うと、着水からリトリーブの間はペラが回らないので魚に見切られているということかもしれません。
スピナーベイトのブレードが着水直後から水を掴んで回転した方が魚を騙しやすいように、シンキングスイッシャーも着水後からペラが回った方が騙しやすいはずです。
また、シャローのカバー周りを狙うときも着水後から回り始めるスイッシャーの方が効果的なのは言うまでもありません。
さらに、シンキングスイッシャーが苦手な食わせの誘いもしかけられるのがタケホバリンです。
通常プロペラを受ける座金は金属ですが、タケホバリンには樹脂のワッシャーを使っています。
これはある程度の圧が加わると滑りが悪くなるものです。
ゆっくり巻くとホディーが回転せずプロペラだけを回転させますが、急激にスピードを上げるとボディーが回転する仕組みです。
リトリーブに付いてくるけど喰わない時の逃がし系の誘いに有効です。
もっと面白い使い方もあるけれど、今回はここまでです。
by th-tackle
| 2023-11-25 12:14
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