2017年 06月 08日
ブレード好き |

THタックルにはブルーギルがモデルのゾーイシリーズがありますが、バスをモデルにしたルアーも秘かに開発を進めてました。
バスのシリーズの第一弾にはリップ付きで1~1.5Mダイバー。要はいろんな状況に対応できる仕様にすればより多くの方に使っていただけるのではないか、というウチらしくない角の取れた方向で進めております。
ただ、より多くの魚と出会いたいという気持ちは強く、シリコンスカートを付けたりブレードを付けたりいろんなことを試してみます。結局のところそういう方向です(笑)
スカートに関してはかなり良い感じのセッティングができたのですが、最終的にはレスポンスやリトリーブ感が気に入らずボツ、偶然ブレードのみのセッティングにしてみたところ魚の反応も良くそのサンプルで掘り下げていくことにしました。
しかしここで大きな問題が発生!
開発を突き詰めていくと、大きな壁にかならずぶち当たってしまうのです。
その壁はNLW。ゴッドハンド西根さんの落ちアユミノーのブレードセッティングです。

(画像はNLWさんHPより。プロト時のものです。)
釣るためのブレードセッティングを考えていくと、同じようなものに行きついてしまうのです。
フラッシング、サウンド、アクションこれらのどれも犠牲にすることなく組み合わされており、このブレードシステムを越えることは・・・・・無理。降参です。
他のバス型ルアーの開発も進めていたのですが、ブレード仕様で答えが出ている事もあり、モチベーションも上がらず。
そんな訳で、バス型のルアーを作らないの?と言われ続けても、そのうちにと答えることしかできませんでした。
そんな感じで止まっていたバスのルアーですが、急に思い立って、先日、西根さんに相談させていただくことに・・・・・
そんなことがあってNLW承諾のもと日の目を見ることができるようになったバス君なのです。
わがままを聞いていただいた西根さんには感謝です!

ただ今最終調整の段階まで進みました。
by th-tackle
| 2017-06-08 21:22
| 開発