2005年 10月 14日
クランクベイトのアクションの質 |
最近の流行で、キビキビと激しく動くクランクが増えてきた。
キビキビ激しく動くクランクは一見水押しが強そうに見える。しかし、残念ながら実際はそれほど水を押さないものも多い。
ウォブルとかロール以前にアクションの根本的な部分を押さえていないからこうなってしまうのだろう。(注意! 他メーカー批判ではありません)
たとえば、センターに高比重のウエイトを乗せ、大き目の薄型リップを乗せたクランクベイト。このタイプは、ややオーバーパワーのリップを高比重ウエイトで制御することで激しい動きを発生しながらバランスを保つタイプと予想できる。
アクションの質という点で見ると、ウエイトが集中するセンターにアクションの軸ができやすく、薄くて大きなリップは大きく首を振りアクションの軸がさらにセンターよりになる。
アクションの軸がセンター(ルアーの中心)に近づくと、クランクは方向を変えるだけの動きになり、水を押すパワーが激減する。
逆に言えばパワーがいらないからアクションの切れが出るともいえる。(注意! 他メーカー批判ではありません)
質の良いクランクとは水をしっかりとつかんで押し出すタイプである。そのためには動きの軸をセンターからできる限り離すことが大切である。
例えば、団扇や扇子で扇ぐとき端を持ったほうが効率的なのと同じです。団扇の紙の部分がクランクのボディー。柄の先が動きの軸と考えてください。こんな説明でわかるかな?
具体的にはウォブルロールタイプならフロントフックアイ付近。ウォブルタイプならそのやや前方に軸を設定すると効果的に水を押すことができる。
手持ちのクランクの動きを確かめたいならフロントフックの動きに注目するとよい。フロントアイが軸ならばボディーが動いていてもフロントフックは動かないはずである。
機会があればモデルAやビッグO(プラ)を引いて見てください。アメリカで生き抜いて来たクランクは伊達じゃありませんよ。
キビキビ激しく動くクランクは一見水押しが強そうに見える。しかし、残念ながら実際はそれほど水を押さないものも多い。
ウォブルとかロール以前にアクションの根本的な部分を押さえていないからこうなってしまうのだろう。(注意! 他メーカー批判ではありません)
たとえば、センターに高比重のウエイトを乗せ、大き目の薄型リップを乗せたクランクベイト。このタイプは、ややオーバーパワーのリップを高比重ウエイトで制御することで激しい動きを発生しながらバランスを保つタイプと予想できる。
アクションの質という点で見ると、ウエイトが集中するセンターにアクションの軸ができやすく、薄くて大きなリップは大きく首を振りアクションの軸がさらにセンターよりになる。
アクションの軸がセンター(ルアーの中心)に近づくと、クランクは方向を変えるだけの動きになり、水を押すパワーが激減する。
逆に言えばパワーがいらないからアクションの切れが出るともいえる。(注意! 他メーカー批判ではありません)
質の良いクランクとは水をしっかりとつかんで押し出すタイプである。そのためには動きの軸をセンターからできる限り離すことが大切である。
例えば、団扇や扇子で扇ぐとき端を持ったほうが効率的なのと同じです。団扇の紙の部分がクランクのボディー。柄の先が動きの軸と考えてください。こんな説明でわかるかな?
具体的にはウォブルロールタイプならフロントフックアイ付近。ウォブルタイプならそのやや前方に軸を設定すると効果的に水を押すことができる。
手持ちのクランクの動きを確かめたいならフロントフックの動きに注目するとよい。フロントアイが軸ならばボディーが動いていてもフロントフックは動かないはずである。
機会があればモデルAやビッグO(プラ)を引いて見てください。アメリカで生き抜いて来たクランクは伊達じゃありませんよ。
by th-tackle
| 2005-10-14 00:21