2014年 12月 05日
ボブルヘッド70F開発話1その1 |
ルアービルダーの核心をズバッとついた凄い言葉です。
フィールドによってワカサギのサイズは異なります。バスがワカサギを偏食している状況ではルアーサイズを合わせないとバスに見向きもされないこともあります。特に水面ほっとけ系の使い方ではその傾向が顕著です。
ボブルヘッド90Fのフィールドテストを行っていた西湖のワカサギは90Fよりひとまわり以上小さいのです。
そんな状況でバスに口を使わせる手段が、ほっとけでの自然な首振りやピクピクモードです。それらのギミックはテストしながら改良を加えていくことになりました。
そのようなアングラーが意図した動きや誘いでサイズの違いを埋めることができるのはルアーの強みであり、エサにはないものなのです。
しかし、こうなるとジャストワカサギサイズでボブルヘッドを作ったらさらに釣れるんじゃないかと考えるのは自然の流れです(笑)
早速、西湖のワカサギを釣って型を取り、実績のある90Fと同じ仕様にしてテストしてみましたのですが・・・・・
サイズダウンによって操作性が悪くなり、さらにボディー中部にラインを繋ぐピクピクモードでは全然飛ばない(涙)
結局、リアルだけを追求したバージョンも作ってみたのですが、90Fに釣り負けるという残念な結果に・・・・・
リアルなだけではエサに限りなく近づくことはできてもエサを超えることはできない!
そんなわけでこのルアーはしばらく放置されることに・・・・続く
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by th-tackle
| 2014-12-05 16:21
| 開発