2010年 12月 24日
こだわり |
初公開、ダイグルーバーの未塗装ボディーです。
頭の部分の色が違うのはここだけ軽量発泡樹脂を使っているからです。
ABSプラスチックが重く沈んでしまう素材に対し、ヘッド部分の樹脂は浮力があります。
ヘッド部分もプラスチックの一体にすればよいのですが、アクションが変わってしまうのが怖くてこのまま製品化することにしました。
金型を修正して思うようなアクションが出なかった場合、後戻りできません。
無くしてしまうには惜しいアクションが出ていましたので・・・・
その分、作るのはえらく大変です。
通常のプラスチックルアーのように組み立て、パーティングラインのバリ取りをしてからモールドに入れて発泡樹脂を流し、さらにバリ取り。
通常の倍くらいの手間かと思っていたのですが、予想以上の手間がかかってます(涙)
ABSと発泡のハイブリット構造は生産性を考えたらナンセンスですが、比重の違う樹脂の組み合わせに関しては面白い発見がありそうです。
by th-tackle
| 2010-12-24 23:20
| 開発